MTS Simple Bookingビジネス版では、WordPressのユーザー情報で存在しないユーザー項目として、「会社・団体名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号」が追加されております。
これら項目は予約フォームを入力するとき、ログイン状態であれば入力項目にコピーして手間を省くために利用しております。
誕生日と性別を追加しました
この2つの項目を追加しましたがその作業に合わせて、ユーザー情報のデータ登録機能を改良しました。そしてフロントエンドから登録するユーザー登録機能も改良しました。
次の画像はこれまでのユーザーの新規追加画面です。住所など追加項目データは、ユーザー登録後のプロフィール画面で編集保存しておりました。
そして下の画像が新しくなったユーザーの新規追加画面です。「予約システムユーザー情報」以下の入力項目が、新規登録画面に追加されました。
利用するユーザー項目の取捨選択
利用するユーザー項目の設定は、予約入力フォームの入力項目の設定を利用しています。設定は「各種設定の予約メール」にあります。
メールのテンプレート
予約システムから送信するメールには次の5種類があります。
- 予約メール
予約フォームを送信して予約を受け付けたときに自動送信する - キャンセルメール
キャンセルを受け付けたときに自動送信する - 予約完了メール
管理者が予約リストから予約者へ予約確認メールを送信する - 予約通知メール
CRON機能によりリマインダーのメールを自動送信する - ユーザー登録メール
フロントエンドからユーザー登録フォームを利用してユーザー登録したとき送信する
予約メールとキャンセルメールのテンプレートは、サイトで共通の「各種設定の予約メール」で設定する1つだけです。一方予約完了メールと予約通知メールは、予約品目に設定されたテンプレートが利用されます。
予約品目に設定するテンプレートは、「メールテンプレート」でテンプレート内容を編集、登録したものを選択します。この「メールテンプレート」機能を改善し、ユーザー登録メールに対してもテンプレートを設定できるようにしました。
またサンプル文を用意し、メール文に埋め込む変数に何があるか分かりやすくしました。
次の画像は、予約完了メールのサンプル文を読み込んだ画面です。「メール件名」と「メール本文」を編集し、「新規追加」ボタンを押してテンプレート文を追加します。追加されたテンプレート文は「テンプレート選択」で選択すれば、再編集できます。
ユーザー登録で送信するメールテンプレートのサンプルもあります。
フロントエンドのユーザー登録機能の改良
Ver.1.33でユーザー登録機能を改良しましたが、今回も機能を改良しました。改良はユーザー登録フォームに、「ユーザー利用規約」のチェック項目を用意した点です。
上の画像の「利用規約」フィールドは、「各種設定のその他」に必要な設定項目を用意しました。
追補
リリース版は先行版に対して、次の改善が実施されています。先行版をご利用のユーザー様はご注意ください。
- インストール時の予約データテーブル生成の際、CharsetとCollate設定がwp-config.phpのパラメータに依存するよう改善しました。
- リマインダー機能で各種設定の設定項目において、「cron」チェック項目を消去しました。この値は常時「0」となります。リマインダーの使い方について「Ver.1.21 予約日時が近づいた事を知らせる予約通知メール」内に説明を追加しました。