ここでは表示形式の異なる予約カレンダーに対して、ショートコードで設定する共通のパラメータについて説明します。ただし、共通パラメータが全ての表示形式で機能が有効ではありませんのでご留意下さい。
本説明は、Ver.1.19以降で見直されたプログラムに従って説明いたします。それより前のシステムではそれぞれのカレンダーの説明ページを確認して下さい。
ショートコードの指定方法は次の通りです。
[ショートコード名 パラメータ1 パラメータ2 …]
パラメータは「パラメータ名=”値”」のように設定し、複数のパラメータは半角の空白で区切ります。
本システムでは1つのパラメータに複数の値を設定する場合、「,」で値を区切ります。以下に例を示します。
[multi_calendar id="10,20" pagination="3"]
パラメータ
- id
カレンダーの表示対象なる予約品目の post id を指定します。post idは、予約品目の一覧で編集メニューにマウスカーソルを置いたときに表示されるリンク文字列中の、「post=」と表示された後ろの数字です。 - class
予約カレンダー表示で出力HTML全体を囲う <div> タグに設定される class 属性です。全てのカレンダーは表示形式に毎デフォルトの値が設定されています。カレンダー表示を個別にCSSで設定したい場合などに利用できます。指定文字はアンダーバーやハイフンを含む半角英数字です。 - title
通常はカレンダーのタイトル名として予約品目の名前、または「予約カレンダー」と表示します。ショートコードで空文字列(“”)を指定するとタイトル出力を抑止できます。または別のタイトル名に書き換えることができます。 - anchor
前、次月のリンクや時間割テーブルへの画面切り替えで、カレンダーが画面上部に表示されるようにid属性にanchorが指定され、リンクに#anchor名が追加されるようになります。指定文字はアンダーバーやハイフンを含む半角英数字です。 - year,month,day
特定の年月のカレンダー、あるいは、指定日の時間割テーブルを表示するようにしたい場合、各パラメータにその年月日を指定します。指定文字は、yearは西暦を半角数字4桁で、month、dayはそれぞれ1,2桁の存在する月日を指定して下さい。なお指定範囲はUnixタイム時間内です。 - dayform
カレンダーから時間割テーブルの選択画面に移るとき、このパラメータを 1 に設定するとセレクトボックスを利用したフォーム表示になります。デフォルトは 0 です。 - pagination
前次月のリンク表示位置を指定します。
0:非表示
1:下部 (デフォルト)
2:上部 (captionタグ内)
3:上下両方 - caption
カレンダー表示テーブル内の <caption>タグ出力指定でデフォルトは 1 です。0 を設定すると非表示(未出力)になります。 - link
予約フォームページのリンク指定でデフォルトは 1 です。0 を設定すると <a> タグが出力されなくなります。 - weeks
月カレンダーの上部に表示する曜日の表示文字を指定します。各曜日は ,(コンマ)区切りで、日曜日から順番に土曜日まで指定して下さい。 - skiptime
月カレンダーから時間割テーブル画面を表示せず、直接予約フォームにリンクする場合に 1 を設定します。予約品目の時間割に設定された先頭の時間割で予約登録されます。 - low
予約状況の残数少を計算する際、100分率ではなく数量以下で判定したい場合にその数量を指定します。デフォルトは 0 です。 - suppression
複合カレンダー表示などで予約不可の文字の「ハイフン」を出力しないようにする場合に 1 を設定します。 - calendar_id
メッセージフィルターで予約カレンダーによってフィルタリング処理を変えたい場合、calendar_idを設定することでそれがフィルター関数に渡されるので、どの予約カレンダーの表示であるか判定できるようになります。 - linkfull
予約カレンダー、複合予約カレンダー、月リスト予約カレンダーにおいて予約満了状態(×)のとき、「1」を設定すると時間割カレンダー表示へリンクが設定されるようになります。
(Ver.1.29.0で追加)