予約の受け付けをいつまでするか、その日から数えて何日前まで有効とするか、あるいは何時間前までなら予約を受け付けるかの設定は、予約の対象により要求も様々です。そこでVer.1.17では新しく時刻が指定できるようになりました。その他、管理画面の操作で、便利な機能を追加しましたの紹介します。
予約受付開始、終了の定義について
予約の受け付けにおいて、これまで「受付開始」は予約日から近い方を「開始」、離れている方を「終了」としていました。
言葉の意味を考えますと、例えば「2カ月前より予約を受け付けます」のような使い方をしますので、このバージョンから近い方を「受付終了」、離れている方を「受付開始」として扱うことに変更しました。
予約受付終了の時刻指定
この設定は、例えば「予約を前日の17時に締め切る」という使い方で利用できます。その場合、設定は「1日前17時0分」と指定します。
これまでの「3時間前」や「6時間前」のように1日に満たない場合は、時刻の指定は「0時0分」と設定して下さい。
また「2日前」や「3日前」についても同様、「0時0分」と設定して下さい。
管理画面で予約追加時に予約状況を確認する機能
管理者が操作する場合、予約の対象や時間割など詳細は把握済みで、また予約の状況も日々確認していることと想定し、管理画面の処理を簡素化しております。
Ver.1.17から予約追加(編集)時に予約の状況を確認する機能を追加しました。
予約の新規追加や編集画面で「予約確認ボタン」を押すと、指定した日付の受付上限数やスケジュール、時間割の予約状況をダイアログ表示します。
予約の登録・保存で予約数を確認
管理画面からの予約追加は、予約の上限を超えて予約できるようにしてあります。このため管理画面から予約を追加する場合、上限を超えるかどうか直前で判断ができませんでした。そこで Ver.1.17 からは登録・保存の際AJAXを利用して予約数を確認し、上限を超える場合はダイアログでそれを知らせるようにしました。
予約数のチェックは、予約品目の制約タイプ(収容人数・予約件数)でチェックする数量が異なりますのでご注意下さい。またこの機能は、指定した時間割の時間帯のみのチェックとなります。連続予約による時間帯はチェックしておりませんのでご留意下さい。
予約リストのソート済みCSVデータ出力
予約リスト画面では予約品目や年月日で絞り込み検索を実行してCSVデータに変換、ファイルのダウンロードができます。データは予約IDの降順で出力されます。データは EXCEL などの表計算アプリを利用して加工いただけます。
管理画面では予約リストに対して「予約ID」や「予約日」でソートができますが、CSVデータには反映しておりませんでした。Ver.1.17 からは画面でのソート結果が出力されるようにいたしました。
これでダウンロードしたデータに対して1手間減らすことができるようになりました。