通常の利用では、予約情報は管理者のみが管理しており予約者が誰かは、一般に知らされることはありません。

Ver.1.16では、予約カレンダーから時間割を表示したとき、予約状況の記号の下に予約者の名前を表示できる機能が追加されました。

これにより例えばLAN内や、あるいは限られたグループでの利用であれば、施設や備品の予約が誰によるものか公開することで情報の流れを良くすることが可能となります。

メッセージフィルター機能を使った指定

利用方法は簡単です。以下のようなメッセージフィルターを、テーマディレクトリにある「functions.php」に追加すれば表示するようになります。

パラメータは全部で3つあります。

  • $col
    空文字
  • $aid
    予約品目のID
  • $cid
    予約カレンダーのショートコードで指定されたcalendar_idパラメータの値

このメッセージフィルターでは、予約データに登録された予約者のデータ名を戻します。サンプルでは「name」を指定しています。

表示は括弧「( )」内に表示されます。予約が複数ある場合はカンマ区切りで表示されます。

「name」の他

  • company
  • furigana
  • email
  • postcode
  • address1
  • tel

などが指定できます。

なお予約が一杯でこれ以上予約ができない場合は、予約状況のマークは表示されずに名前だけが表示されるようになります。