予約カレンダーから日付を指定して時間割選択の表示に移った際、予約状況をマークではなく残りの空席数で表示したい事があると思います。その場合はそれに合わせて見出しも変更したいでしょう。そのメッセージフィルターについて説明します。
表示項目にはそれぞれ、以下のようなフィルター用の名称が与えられています。これをキーにしてメッセージフィルター関数をテーマの functions.php に記述すればOKです。
この中で「mtssb_daily_title」、「mtssb_day_caption」、「mtssb_time_header」については、機能ガイドのメッセージフィルターで説明しておりますのでそちらを参照して下さい。それ以外を以下で説明します。
先ずは「mtssb_daily_mark」です。
function mts_daily_mark($mark, $number) { return $number; } add_filter('mtssb_daily_mark', 'mts_daily_mark', 10, 2);
変数「$number」に予約残数が渡されます。
例えば残数が0のとき特別な画像を表示したい場合、次のような方法でHTMLを戻すことができます。
function mts_daily_mark($mark, $number) { if ($number <= 0) { return '<img src="xxx.jpg" alt="nothing" />'; } return $number; } add_filter('mtssb_daily_mark', 'mts_daily_mark', 10, 2);
次に「mtssb_daily_time_title」と「mtssb_daily_booking_title」です。それぞれ「時間帯」と「予約残数」に書き換えます。
function mts_daily_time_title($title) { return '時間帯'; } add_filter('mtssb_daily_time_title', 'mts_daily_time_title'); function mts_daily_booking_title($title) { return '予約残数'; } add_filter('mtssb_daily_booking_title', 'mts_daily_booking_title');
以上です。
皆様の予約申し込みに合わせて最適な表現でサイトを構築できれば嬉しく存じます。