スケジュール管理では、予約品目別に予約受付日を調整できるように、予約品目ごとスケジュールデータが用意されます。
これまでのスケジュール管理の操作では、スケジュールデータを1カ月単位で、予約品目と対象月を指定して編集するようになっておりました。
1カ月単位としたのは、例えばサイト管理がされなくなった際、スケジュールデータが登録されていなければ当該サイトで予約ができないようにするための利用者への配慮として、機能をそのようにしました。
スケジュールデータ
スケジュールデータは、カレンダーの全ての日付に対して用意されます。設定できるデータは、以下の4つです。
- 予約の受付・中止
- 予約品目で設定された予約受付数の増減調整値
- カレンダーのTDタグに設定するclass名
- 複合カレンダーを除く個別カレンダー内に表示する注記
新しいスケジュール管理
Ver.1.32では、月単位で操作するスケジュール管理は負担が掛かるため、年単位で一括操作できるように改良しました。
また祝祭日について、Googleカレンダーが提供する祝祭日のデータを取り込み、スケジュールデータに反映できる機能を追加しました。
予約品目と編集年の選択
編集予約品目と編集年は、画面上部の「予約品目」、「年」から選択し「変更する」ボタンを押して編集画面を表示します。
一括操作
予約の「受付」、または「中止」に関して、対象となる「月」や「曜日」を選択してボタンを押すことで、一括設定ができます。
個別操作
特定日の設定は、カレンダーで日付をクリックしてください。ダイアログが表示されますので、ダイアログの入力ボックスで編集し、変更ボタンを押します。
祝祭日の読み込み
新しいスケジュール管理では、編集年に関して公開されているGoogleカレンダーから祝祭日を予め読込みます。
画面上部の祝祭日を「読込む」ボタンを押すと、読込んだ祝祭日のデータをスケジュールデータのクラスに「holiday」、注記に祝祭日の情報を設定します。
振替休日の場合は注記内容が長いので、編集のダイアログボックスを利用して適当な長さに変更すると良いでしょう。
※ご注意
祝祭日データは、公開されているGoogleカレンダーに設定されている内容を読込みます。そのため、サービスの変更やデータの書き換えがあった場合、正しく動作しなかったり、内容が異なる場合があるかも知れませんのでご留意ください。
編集データの保存
変更したスケジュールデータは、画面下部にある「保存する」ボタンを押すことでデータベースに登録されます。「保存する」ボタンを押さなければ、データベースに登録されている内容は書き替えられません。
追補) 以前の処理に戻したい場合
プラグインパッケージには、以前のスケジュール管理プログラムを残してあります。
以前の処理に戻すには「mts-simple-booking.php」ファイルで、以下のPHP定義文を変更してください。
ただしプログラムを修正しますので、修正に誤りがあると画面が白く表示されたり、エラーが出力されることがありますのでご注意ください。
変更箇所は「スケジュール管理モジュール」とコメントされた118行目(Ver.1.32.0)です。
- 新しいスケジュール管理
const SCHEDULE_MODULE = ‘mtssb-scheduler-admin.php’; - 以前のスケジュール管理
const SCHEDULE_MODULE = ‘mtssb-schedule-admin.php’;
(2019-11-26)